いくら世界最強と呼び声高い日本のパスポートでも、3ヶ月以上海外にいる場合ビザを申請しなければならない。
国によって申請方法は様々だが、今回はドイツでの申請方法を紹介しようと思う。
(注:州によって違う場合があります。あくまで一例です。)
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ビザが必要になるケース
まずはビザが必要になるケースを見ていこう。
端的にいうと『3ヶ月以上滞在する人』が対象になる。
語学留学が目的でも、3ヶ月以内であれば申請する必要は無い。
(クラスメイトのイギリス人は2ヶ月だけだったのでビザを申請していなかった。)
なので長期留学する人はビザなしで滞在できる90日以内に現地または渡航前に日本のドイツ大使館で申請しなければならない。
もし申請しないと、警察が部屋に来て、『早く申請しろ!』と言われるみたいだ。
(先輩談)
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申請方法
申請方法はとてもシンプルで、全てネットで完結できる。
必要書類も、語学学校からもらえる証明書・閉鎖口座・パスポート番号・住民票でできる。
ここで注意して欲しいのは、閉鎖口座だ。
閉鎖口座とは十分にお金があり、仕事をしに来たわけでない
ことを証明するのに必要だ。
この金額がかなり高く、為替の状況によって変化するが大体月に10万円ほど必要になる。
つまり1年滞在予定の場合、約120万円も必要なのだ。
もちろん申請するタイミングを限界まで遅らせることでその金額は下げられるが、それでもかなりのお金が必要になる。
帰国時に自身の口座に振り込まれるので、お金が戻ってこないなんてことはないのでそこは安心してほしい。
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本ビザの受け取り方2選
ビザを申請すると2種類の受け取り方がある。
一つは仮ビザを貰ってから、本ビザをもらう方法だ。
申請後、審査が終わると仮ビザが封入された封筒がポストに届く。
そこには紙媒体で留学先のコース参加証明書を郵送するようにと指示を受ける。その後、「この日に外国人局に来てください」との連絡をもらうので、その日にビザをもらえる。
一方仮ビザが発行されず、いきなり本ビザがもらえる場合もある。
この場合、前者と同様のメールが届くので、その日程・時間に外国人局に行こう。
正直どちらの方法になるか担当者によって変わるので、帰宅時に必ずポストを確認する癖をつけた方がいい。
ビザの申請方法はかなり複雑で、現地人でもわからないことがほとんどだ。
何か困ったことがあればチューターや語学学校の先生などに聞くのがいいだろう。
ではまた。